SHaiNとは:国内最大級の対話型AI面接サービス

株式会社タレントアンドアセスメント(本社:東京都港区、代表取締役:山﨑俊明)が開発・提供する 対話型AI面接サービス「SHaiN(シャイン)」 は、AIが人間に代わって面接を行い、評価のばらつきを抑え公平・公正な選考を可能にする次世代型サービスです。
2025年6月時点で導入企業は800社以上。
受検者はスマートフォンやタブレットを使い、24時間365日どこでも面接が可能なため、日程調整の負担や選考辞退リスクを大幅に軽減できます。
従来の対面面接では面接官の主観や経験による評価の差が課題でしたが、SHaiNではAIが一貫した質問と評価を行うことで、応募者への合否基準を統一し、先入観のない選考を実現しています。
公式サイト: https://shain-ai.jp/
SHaiNのAI面接で変わる「質問」と「評価」

SHaiNの最大の特長は、AIが対話しながら応募者の経験や行動を深掘りする質問設計です。
- 「これまでの職務で最も困難を乗り越えた経験は?」
- 「チームで成果を出すためにどんな工夫をしたか?」
などの質問を通じて、応募者の思考力・問題解決力・価値観を引き出します。
さらにAIによるアルゴリズム評価により、面接官ごとの評価ばらつきを抑え、企業は応募者を客観的に比較できます。
この仕組みは採用だけでなく、昇進や社内評価といった重要な意思決定の質を大きく向上させます。
採用から昇進まで幅広く活用:昇進昇格試験バージョンの導入

SHaiNは新卒・中途・アルバイト採用向けに加え、2025年7月より企業の昇進昇格試験に特化したバージョンを提供開始しました。
これまでのオールラウンド型では昇進昇格試験に必要な情報を十分に引き出せないことがありましたが、新バージョンでは以下の点を強化しています。
- 現在の職務および異動前の職務にフォーカス
- 社内実績や業務への取り組み姿勢を測るための質問構成
- 主観に左右されにくい評価基準を導入
導入企業の一例では、店長昇格試験に採用した結果、
- 年間約540万円のコスト削減に成功
- 従業員組合の調査で「昇進昇格への満足度が導入前より10ポイント以上上昇」
と報告されています。
面接官の好みや先入観による偏りが減り、社員が納得できる公平な昇進が実現したことは、離職防止にもつながったとされています。
面接時間を短縮しつつ公平性を高める仕組み

従来の対面面接では、応募者・企業ともに日程調整・移動・待機などに時間がかかるのが課題でした。
SHaiNは次のようなメリットでこれらを解消します。
- 受検者は自宅や職場など24時間365日いつでも受検可能
- 面接官のスケジュール調整不要で工数を大幅削減
- データは即座に評価レポートとして可視化され、迅速な判断が可能
これにより、選考にかかる総合的な時間短縮とコスト削減を実現しながら、質問と評価の一貫性で公平性・透明性を確保しています。
SHaiN導入の流れと利用方法(企業・受検者向け)

企業の導入手順
- SHaiN公式サイトまたは営業窓口へ問い合わせ
- ニーズに応じて面接カテゴリーを選択
(新卒採用/中途採用/アルバイト採用/昇進昇格試験) - 管理画面から受検者の面接評価レポートを即時確認
- 必要に応じて最終面接で追加質問や最終判断を実施
受検者の利用方法
- 専用アプリをダウンロードし、案内されたIDでログイン
- カメラ付きスマホ・タブレットでAIと対話しながら質問に回答
- 結果はレポート形式で企業に送信され、次の選考ステップに活用
受検者は移動や日程調整のストレスから解放され、自分のペースで臨めるため心理的負担が軽減される点も好評です。
SHaiNの信頼性と法規制への対応

国際的な規制への適合も特徴です。
EU AI規制法(2024年施行)では採用分野のAI利用を「高リスク」と分類し、
- 人間による監視体制
- ログの記録・管理
- 第三者による適合性評価
を義務付けていますが、SHaiNはこれらの基準を満たし安心して導入できるサービスです。
また、SHaiNはグループ企業である PKSHA Technologyの「AI Suite for HR」 の一翼を担い、採用から人事評価まで人事DXの推進を支援しています。
まとめ|AI面接は採用と評価の新しいスタンダードへ

対話型AI面接サービスSHaiNは、
- 公平で透明性の高い質問と評価
- 時間とコストの削減
- 昇進昇格試験にも対応した柔軟な活用
によって、採用・人事の現場を大きく変革しています。
企業にとっては面接官の負担軽減と評価の一貫性が得られ、
受検者にとっては安心して挑める環境が整うなど、双方にメリットがあります。
AI面接はもはや未来ではなく、採用・昇進における新しいスタンダードとなりつつあります。
これから人材戦略や評価制度を強化したい企業は、SHaiNの導入を検討することで効率的かつ公平な選考を実現できるでしょう。