ヨーロッパ各国の「年越し」が面白すぎる!伝統料理からユニークな習慣まで現地スタッフが徹底解説

多くの日本人にとって、年越しといえば「紅白歌合戦」や「除夜の鐘」が定番ですが、ヨーロッパ各国にも独自の伝統的な年越しの習慣があるのをご存じでしょうか?フランスではシャンパンで乾杯、イタリアでは赤い下着を身につける…そんなユニークな文化を、現地メディアのスタッフたちが詳しく解説しています。

引用元:euronews
How does Europe ring in the New Year? Euronews staff tell us how their countries celebrate

フランス流・優雅な年越しの過ごし方

フランスでは、大晦日の夜に「レヴェイヨン」と呼ばれる豪華な晩餐会を開きます。メインディッシュにはフォアグラやロブスター、七面鳥などの贅沢な料理が並び、デザートには伝統的な「ビュッシュ・ド・ノエル」(クリスマスケーキ)を楽しみます。

イタリアの「赤い下着」で運気アップ!?

イタリアでは、新年を迎える際に赤い下着を身につけることが幸運を呼ぶとされています。また、イタリア観光局によると、真夜中にレンズ豆を食べる習慣があり、その数が多いほど新年の金運が上がると信じられているそうです。

スペイン発!12粒のブドウで幸せを呼ぶ

スペインでは、新年を告げる鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べる習慣があります。スペイン政府観光局の説明によると、この伝統は19世紀末にまで遡り、各粒が1年の各月の幸運を表しているとされています。

ヨーロッパの年越しは、各国の文化や歴史が織りなす多彩な魅力に溢れています。伝統的な料理を囲んだ家族との団らん、独特の習慣、そして新年への希望…。これらの習慣の多くは、家族や友人との絆を深め、新しい年への願いを込める大切な機会となっています。みなさんも来年は、こうしたヨーロッパの伝統を取り入れて、いつもとは違う年越しを楽しんでみてはいかがでしょうか?