「どこにコピーがあるんだよ!」そんな叫びが、ついに歴史になろうとしています。Windows 11で物議を醸していた右クリックメニューのデザインが、ついに使いやすさを重視した形に改善されることが明らかになりました。
引用元:Windows Insider Blog – Announcing Windows 11 Insider Preview Build 22635.4660
見ただけで分かる!アイコン+ラベルの新デザイン
これまでのWindows 11では、File Explorerの右クリックメニューでアイコンのみが表示される項目があり、直感的な操作が難しいという指摘がありました。
新しいベータビルドでは:
- – 基本操作にすべてテキストラベルを追加
- – アイコンと文字の組み合わせで視認性アップ
- – 操作の意図が一目で分かるように改善

拡大機能がボタン1つで使いやすく
「ショートカットキー覚えきれない…」そんな声に応えて、Windows 11の画面拡大機能がより使いやすくなります。
前回のアップデートで追加された「CTRL + ALT + マイナス」キーでの等倍切り替えに加えて、今度はボタンが登場。画面全体表示への切り替えと、お気に入りの拡大率への復帰が、クリック1つで可能になりました。
これまでのように複雑なキー操作を覚える必要はなし。
画面上のボタンを押すだけで、すばやく拡大率を調整できます。画面全体を確認したいときも、お気に入りの拡大率に戻したいときも、もうキーボードに手を伸ばす必要はありません。

パフォーマンスも改善
今回のアップデートでは、見た目の改善だけでなく、File Explorerのパフォーマンスと信頼性に関する複数の問題も修正されています。
いつから使える?ベータチャンネルで順次展開中
この新機能は現在、Windows Insiderプログラムのベータチャンネル(ビルド22635.4660、KB5048808)で提供が開始されています。Windows Update設定で最新アップデートを受け取るトグルをオンにしているベータチャンネルのユーザーから、段階的に展開されていきます。シンプルな改善ですが、日常的なファイル操作が格段に分かりやすくなる、待望のアップデートと言えそうです。
なお、このベータ版の機能は開発中のものであり、正式リリースまでに変更される可能性があることにも注意が必要です。