60年前のジープが未来の装甲車に!

ジープといえば、無骨でタフなオフロード車の代名詞。しかし、もしそのジープがサイバーパンクなスタイルで現代に蘇ったら?
ベトナムのカスタムメーカー VAN DARYL が手がけた「War Truck」は、かつてベトナム戦争で使用されたジープをベースに、まるで近未来の戦闘車両のようなルックスに仕上げた一台。
60年の歴史を超えて誕生した「未来の軍用EV」、その魅力を見ていこう。
戦場のジープがEVとして復活

「War Truck」のベースとなっているのは、ベトナム戦争時代に使用されたジープ。この歴戦のクルマをVAN DARYLが完全リメイクし、オープンフレームの未来的なデザインと電動パワートレインを搭載した新時代のEVに生まれ変わらせた。
この車両の特徴は、オリジナルのジープの持つ「無骨さ」をそのまま残しながら、モダンなエッセンスを大胆に組み込んでいる点だ。
- パワートレイン:エンジンは撤去され、完全なEV化。
- フレーム:装甲車を思わせる無機質な金属ボディ。
- シート:ミニマルで戦闘機のコックピットのようなレイアウト。
これだけでも、すでに普通のジープとは一線を画している。
「War Truck」のデザインがヤバい
この車の最大の魅力は、やはりその 圧倒的なデザイン。

まるで映画『ブレードランナー』や『マッドマックス』に出てきそうな近未来の戦闘車両。シルエットはジープそのものだが、ディテールは完全に別物だ。
- フレームむき出しのボディ:余計な装飾を排し、まるでSF映画のプロトタイプカーのようなシンプルなライン。
- オープンコンフィギュレーション:ドアもルーフもなし。むき出しの状態で、大自然を疾走できるワイルドな仕様。
- 暗黒メタルの質感:無塗装のインダストリアルな金属フレームが、圧倒的な無機質感を演出。
これはただの「カスタムジープ」ではない。ジープの概念を覆すアート作品と言ってもいい。
「欲しい…でも買えるのか?」
こんなクルマに乗れたら最高だが、気になるのは「買えるのか?」という点。
しかし、VAN DARYLは「実際に走行可能なマシン」として設計しているため、もし市販されればEVオフロードカーの革命児となることは間違いない。

残念ながら、このWar Truckは 一般販売されるモデルではなく、コンセプトプロジェクト。価格や生産台数も未定だ。
まとめ:男のロマンを詰め込んだ究極のEVジープ

ジープの無骨さを残しつつ、未来の戦闘車両のようなデザインに進化した「War Truck」。
- ベトナム戦争時代のジープをEV化
- サイバーパンク×ミリタリーなデザイン
- 完全オープンの大胆なコンフィギュレーション
- 市販予定は未定だが、実際に走行可能
このクルマをガレージに停めておけるなら、それだけで男としてのステータスが上がる気がする。
もし販売されたら、あなたは乗りたい?