🍕ピザが冷めるヒマなんてない!PS5の熱で温める「PIZZAWRMR」が爆誕。ピザハットが放つ“バカ発明”が想像以上にガチ🎮

ゲームの熱気でピザも温めろ!ピザハットがまさかの新提案

ゲームの熱気でピザも温めろ!ピザハットがまさかの新提案
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「ゲームに夢中になってる間にピザが冷めてしまった」──そんなすべてのゲーマーの悩みに、ピザハット・カナダが予想の斜め上を行くソリューションを提案してきました。

その名も「PIZZAWRMR(ピザウォーマー)」。PlayStation 5(PS5)の排熱を利用して、ピザスライスを温かいまま保てる外付けユニットです。
しかもこのアイテム、3Dプリンタ用のSTLファイルと組み立て説明書を誰でも無料でダウンロード可能。つまり、あなたが自宅に3Dプリンタを持っていれば、明日から“ピザの冷却”とは永遠におさらばできるかもしれません。


PS5の排気口に取り付ける“ピザ小屋”型の温蔵庫、その正体は?

PS5の排気口に取り付ける“ピザ小屋”型の温蔵庫、その正体は?
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PIZZAWRMRの見た目はまさにピザハットのロゴの“あの赤い小屋”。ユニットはPS5の上部にフィットするよう設計されており、ファンから排出される温風を内部に取り込み、ピザを保温する仕組みになっています。

ただし、互換性には制限があります。対応するのはディスクドライブ付きPS5の背面換気モデルのみ。
サイズは約29cm×3.3cmとそれなりに存在感があり、3Dプリンタで出力するには最低でも40cmベッドの大型機種が必要です。
「ピザは好き。でも3Dプリンタは持ってない」という人にとっては、若干ハードルが高め。

また、構造上、内部にピザスライスを“そのまま”入れることになるため、チーズや生地のカスがPS5内部に侵入する可能性があるとの懸念も。
ピザハット側もこれに対し、アルミホイル製のトレイを中に敷くことを推奨しています。要は「ピザとゲーム機の共存」を可能にするための最低限の工夫が必要ってことですね。


これぞピザ愛。3Dプリントであなたもピザ温蔵職人に

PIZZAWRMRの特設ページ(公式サイト)では、

  • STLファイル(3Dモデルデータ)
  • PDFの組立ガイド
    を無料で配布中。登録にはメールアドレス・名前・国の入力が必要ですが、ダウンロード後は即印刷・組立可能。
これぞピザ愛。3Dプリントであなたもピザ温蔵職人に
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印刷に必要な素材には明記がありませんが、食品との接触を考慮すると、耐熱・食品安全グレードのフィラメント(例:PETGや食品グレードPLA)の使用が推奨されます。


ゲーマーからのリアルな反応「オレの夢が形になった」
「いや、壊れるからやめろ」

ゲーマーからのリアルな反応「オレの夢が形になった」
「いや、壊れるからやめろ」
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RedditやX(旧Twitter)では、早速このニュースにゲーマーたちがザワついています。

「PS5の熱でピザを温める…?オレの夢が現実になった瞬間だ」
「これぞeスポーツ界におけるピザ革命」

と感激する声がある一方で、

「排熱をピザに通すのもアリだけど、PS5本体がオーバーヒートしそうで怖い」
「温度制御ないのに、マルゲリータ炭化しないか?」

といった冷静な意見も。

このあたりの“愛と不安が交錯する感じ”がまさに、ピザとゲーミングカルチャーの融合がもたらすカオスな魅力と言えるでしょう。


ファストフード×ゲーミング文化、その原点は「KFConsole」だった

ファストフード×ゲーミング文化、その原点は「KFConsole」だった
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ちなみに、ピザ×ゲームという組み合わせは今回が初めてではありません。

2020年には、ケンタッキーフライドチキン(KFC)が発表したゲーミングPC「KFConsole」が大きな話題になりました。
これは内部に“チキンチェンバー”なる空間があり、CPU/GPUの排熱を利用してフライドチキンを温められるという、もはやネタなのか本気なのかよく分からないプロジェクト。

PIZZAWRMRはそれに続く“食+排熱”系アイテムであり、ある種のジャンルとして確立されつつある気配すらあります。


遊び心か、それとも未来の食卓か? ピザハットのマーケ戦略

このPIZZAWRMRの背景には、単なる悪ノリではない、戦略的なマーケティングの狙いも透けて見えます。

遊び心か、それとも未来の食卓か? ピザハットのマーケ戦略
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  • コアゲーマー層にブランドを印象づける
  • SNS上での話題化を狙う(=UGCの拡散)
  • 3DプリンターというDIY・クリエイティブ層の取り込み

実際に制作する人は限られるかもしれませんが、「存在していること自体が面白い」=シェアされやすいという点が最大の狙い。
これにより、ピザハットというブランドが「イケてる」「ゲーマーの味方」という印象で記憶に刻まれる…というわけです。


結論:熱いゲーム体験には、熱いピザを。

結論:熱いゲーム体験には、熱いピザを。
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PIZZAWRMRは、ゲーム中の些細な「ピザ冷める問題」を、誰も予想しなかった方法で解決しようとする、愛すべきガジェットです。

実用性があるかどうかは正直怪しい。でも、
ピザが冷めないように、ゲーム機の熱を使うというこの発想にこそ、ユーモアと情熱が詰まっているのです。

ゲームは熱く。ピザも熱く。
次の世代のゲーミングライフには、温かいピザが標準装備になる時代が、もうそこまで来ているのかもしれません。

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