ヒートテックの吸湿発熱は、体から出る水蒸気を繊維が吸って熱に変える仕組みで、繊維が水分をいっぱいまで吸うと終わります。発熱が終わったあとも暖かさを支えるのは、繊維の間にためた空気の層です。つまり「発熱」と「保温」の2段構えで、発熱だけが続くわけではありません。
私はずっと、ヒートテックは電気毛布のように、着ているあいだ熱を作り続ける服だと思っていました。調べてみると、発熱には終わりがあり、しかも綿のほうが発熱は大きいのに着ると冷える、という研究結果が出てきて驚きました。この記事では、メーカーの説明と、大学などが公表した実験の数字を並べて、吸湿発熱の中身を読み解きます。2026年10月時点で確認できた資料に基づいています。
- 暖かさの正体は、水蒸気を吸って出る熱と、熱を逃がさない空気層の2つ
- 吸湿発熱は、繊維が水分で飽和すると終わる
- 実験では、綿100%の発熱が大きいのに、着用では衣服内温度が最も低かった
- 水分を吸う力のある素材ほど発熱は大きく、熱を保つ力は空気層の量で変わる
結論:吸湿発熱は「発熱」と「空気層」の2段構え
ユニクロの公式ページは、ヒートテックを「体から発する水蒸気を繊維が吸着して、素材自体が発熱」する服と説明しています。続けて「繊維と繊維の間にある空気の層が、発生した熱を外に逃がさない」とも書いています。発熱する部分と、熱を抱え込む部分が別々にあるわけです。
1段目:水蒸気を吸って熱を出す
人は何もしていなくても、皮膚から水分を蒸発させています。この水蒸気を繊維が吸うと、熱が出ます。ヒートテック以外の商品も含めて、こうした素材は吸湿発熱繊維と呼ばれます。
2段目:出た熱を空気層で保つ
発熱は、水分を吸った瞬間に出る熱です。それを保つ役目は、繊維の間の空気が受け持ちます。糸の編み目に空気をためるのは、ニットのセーターが暖かい理由と同じ発想です。
吸湿発熱では、実際に何が起きているのか
メーカーの説明を読むと、水蒸気が繊維に付くと熱が出る、と書いてあります。もう少しだけ踏み込んで、気体の水が液体に近い状態へ変わるときの熱の出入りで考えます。
気体が液体になるとき、熱が外へ出る
現代用語の基礎知識imidasは、体から出た汗の蒸気が、繊維にある親水基に付いて液体となって静止するとき、気体として飛び回っていたときの運動エネルギーが熱エネルギーに変わる、と説明しています。Chematelsの記事も、肌と生地の間を激しく動き回る水分子を、吸湿性に優れたレーヨン繊維が吸着すると説明しています。
日常の感覚に置き換えると、お湯を沸かしたときの湯気が、冷たい鏡に当たって水滴になる場面に近い話です。逆向きの現象は、水が蒸発するときに熱を奪う打ち水や、汗が乾くときの冷たさです。水が気体になるときは周りから熱を奪い、気体が液体に近づくときは熱を出します。
体はどれくらいの水蒸気を出しているのか
大妻女子大学などの論文は、健康な成人が常温で安静にしているとき、1日に約900mlを不感蒸泄として発散させていると書いています。内訳は、皮膚から約600ml、呼気で失われる分が約300mlです。汗をかいている感覚がなくても、皮膚からは水分が出続けています。
この数字を、熱に直してみます。皮膚からの約600mlを、水1mLを1gとして600gと置きます。水の蒸発熱は、20℃で1gあたり2.45kJとされています(BioNumbers、Körner 2013)。600g×2.45kJ=1,470kJです。1日は86,400秒なので、1,470kJ÷86,400秒で約17Wになります。1時間あたりでは、600g÷24時間=25gで、25g×2.45kJ=約61kJです。皮膚の温度は20℃より高く蒸発熱の値も少し違うので、あくまで目安です。
約17Wぶんの熱を、皮膚は水分を蒸発させるだけで運び出している計算になります。吸湿発熱繊維は、この水蒸気を肌のすぐ近くで受け止めます。私の理解では、蒸発で奪われた熱の一部を、衣服の中で取り戻すイメージです。ここは論文の記述ではなく、私が上の計算と説明から組み立てた理解です。
なお、汗を「吸う」側ではなく「乾かす」側の話は、吸汗速乾ウェアの仕組みを解説した記事にまとめています。吸湿発熱と吸汗速乾は、水分の扱い方が違います。
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ヒートテックを作る4種類の繊維
ヒートテックは、1種類の魔法の繊維でできているわけではありません。Chematelsの記事によると、レーヨン、アクリル、ポリエステル、ポリウレタンの4種類の繊維を複雑な構造で編み込んでいます。
それぞれの繊維が受け持つ役目
水蒸気を吸って熱を出す役は、吸湿性に優れたレーヨンです。Chematelsの記事では、発熱は吸湿性に優れたレーヨン繊維が水分子を吸着することで起きると説明されています。熱を保つ役は、髪の毛の10分の1という極細のマイクロアクリルで、繊維の隙間に空気を閉じ込めます。ストレッチ性は、ポリウレタンが高めています。imidasは、吸湿発熱素材ではポリアクリレート系繊維が主流だと書いており、素材の種類はメーカーや商品で違います。
これだけの素材を組み合わせるため、ユニクロの公式ページによると試作品は1万着以上つくられ、普通の設備ではつくれないので専用ラインで生産されています。東レと共同で開発した素材です。服の糸から布ができる工程そのものは、着ている服が繊維から作られる製造工程の記事で解説しています。
薄く進化してきた生地
Chematelsの記事によると、2006年の現行モデルの第一弾では、生地断面の厚みが約700μmでした。2017年のモデルでは約520μmです。保温性の基準を保ったまま薄くなったと書かれています。
520÷700で約0.74なので、厚みは約26%薄くなった計算です。「薄いのに暖かい」は、この数字の積み重ねで作られています。
2013年には「エクストラウォーム(極暖)」、2016年には「ウルトラウォーム(超極暖)」が発売され、マイクロアクリルの採用で柔らかさが約30%向上したという改良も紹介されています。
なお、いつ登場した商品かは資料で表現が分かれます。ユニクロの公式ページは「2003年の発売以来」と書いています。Chematelsは、東レとユニクロの共同開発が2003年に始まり、4種類の繊維を組み合わせた現行のヒートテックが2006年に誕生したと書いています。どちらの年が正しいかは、私が見た資料では決められませんでした。
大学の実験データで見る、4種類の生地の発熱
メーカーの説明だけでは、発熱が実際にどれくらいかは分かりません。そこで、大妻女子大学などの論文の数字を使います。論文は、市販されている吸湿発熱繊維の生地4種類を、JIS L1952の方法に準じた装置で測っています。測り方は、20℃・湿度40%の空気を流して温度を安定させ、そのあと20℃・湿度約90%の空気に切り替えて、温度がどれだけ上がるかを見るものです。
論文には商品名が書かれていません。ここに出てくる生地がヒートテックだとは言えない点に、注意してください。
| 試料 | 主な組成 | 水分率 | 最大発熱温度 | 熱保持指数 |
|---|---|---|---|---|
| A | ポリエステル38%・アクリル30%・レーヨン20%・ポリウレタン12% | 3.2% | 2.5℃ | 377 |
| B | アクリル41%・ポリエステル37%・レーヨン18%・ポリウレタン4% | 3.0% | 2.9℃ | 538 |
| C | ポリエステル85%・アクリレート系繊維15% | 5.5% | 3.4℃ | 1003 |
| D | 綿100% | 7.9% | 3.3℃ | 618 |
| ※大妻女子大学ほかの論文の表1より。試料ごとの厚さは0.56mm(A)、1.56mm(B)、1.34mm(C)、0.85mm(D) | ||||
発熱の大きさは水分率と関係している
最大発熱温度は、C、D、B、Aの順に高い結果でした。論文は、繊維の水分率と発熱量には相関があり、水分率が高いほど発熱量が多いと書いています。アクリレート系繊維を使った試料Cは、水分率が5.5%、最大発熱温度が3.4℃でした。論文の説明では、この繊維は標準状態で20〜30%の水分率を示し、架橋した高分子の中に大量の水分子を吸着できるためです。
数字を割ってみます。熱保持指数は、Cが1003、Aが377なので、1003÷377で約2.7倍です。最大発熱温度でみると、AとCの差は3.4−2.5で0.9℃です。0.9℃と聞くと小さく感じますが、これは吸湿の最初の山での値で、体温との差を直接示すものではありません。
熱を抱え込む空気層が保持を左右する
熱保持指数は、発熱した熱をどれだけ保てるかの目安です。論文は、試料Bが試料Aより高い理由を、空気層が多いためだと説明しています。繊維の官能基と水分子の相互作用で湿潤熱が生まれ、その熱を抱え込む空気層の量で熱保持指数が変わる、という考え方です。ここまでが、メーカーの「発熱と空気層の2段構え」という説明とそろっています。
サーマルマネキンという、汗をかかない人形に4種類のインナーを着せた測定もあります。熱抵抗値は、Aが0.135、Bが0.141、Cが0.143、Dが0.133でした。論文は、人形は発汗しないので、吸湿発熱繊維の種類による違いは認められなかったと書いています。吸湿発熱は、汗や不感蒸泄があって初めて働く仕組みです。
意外な結果:発熱が大きい綿100%が、着ると一番冷えた
ここが、私がいちばん驚いた部分です。表を見ると、綿100%の試料Dは、水分率が7.9%で最も高く、最大発熱温度も3.3℃で、レーヨンを混ぜた試料AやBを上回っています。「吸湿発熱では綿が最強」と読めます。ところが着用実験の結果は、逆でした。
15℃の部屋で、安静と運動を繰り返した
着用実験の条件は、次のとおりです。20〜22歳の女性3名が、4種類のインナーを1人2回ずつ着ました。その上に、綿のスエットの上下を重ねています。部屋は15℃・湿度60%に保たれ、安静5分、エアロバイク10分、安静5分、エアロバイク10分、安静15分の順に動きました。運動は10分で消費カロリー5.8kcal、走行距離約5.6kmの強さです。
全部で5+10+5+10+15=45分で、運動は10分×2回の20分間です。
結果は、運動中に衣服内の温度が最も高かったのは試料CまたはBでした。一方、綿100%の試料Dは、被験者3人とも、安静でも運動でも、どの段階でも衣服内温度が最も低くなりました。論文の要旨には、綿製のインナーは吸湿発熱効果が他のインナーと同等以上あるにもかかわらず、衣服内温度が最も低く、有効性が認められなかったと書かれています。
研究者が挙げた2つの理由
論文は、理由として2つの可能性を挙げています。1つ目は、発熱量の測り方です。最大発熱温度と熱保持指数は、生地を垂直に立てて、一方向から高湿の空気を流す方法で測ります。人が着るときの、いろいろな方向から水分が来る状況とは違う、という考え方です。
2つ目は、綿の生地が皮膚に触れる面積です。電子顕微鏡の断面観察で、試料Dはほかの生地より皮膚と接触する面積が大きいことが分かっています。綿は水分率が高く、不感蒸泄を吸って湿潤熱を出しますが、15℃という外気温のもとで、次々に出てくる不感蒸泄が冷やされ、衣服内温度が最も低くなったと考えられる、と書かれています。
被験者はたった3人で、条件は15℃の部屋です。結果が全員にそのまま当てはまるとは言えません。それでも、「発熱の数字が大きい素材が、着て一番暖かいとは限らない」ことは、はっきり読み取れます。
汗をかいたあと、冷えるのはなぜか
先ほどの綿の結果は、汗や不感蒸泄が次々に出ると何が起きるかを示しています。ここで、吸湿発熱の限界を整理します。
水分で飽和すると、発熱は終わる
論文は、吸湿発熱繊維は繊維の吸湿が飽和状態になると発熱が終わる、と書いています。電池のように、出せる熱の量には上限があるわけです。繊維が吸える水分には限りがあるため、水蒸気を吸い続けても、熱を出し続けることはできません。
蒸発するときは、逆に熱を奪う
続けて論文は、吸った水分が蒸発するとその部分はふたたび水分を吸って発熱する、しかし水分が蒸発する際には吸熱するので温度は下がる、と書いています。水分は蒸発するときに熱を奪います。汗がたくさん出る運動のあと、体が急に冷えるのは、この蒸発の吸熱が関わっています。
私はクロスバイクで通勤の坂道を上がったあと、信号待ちで止まった途端に、背中がすっと冷えたことが何度かあります。インナーの話と同じ現象かどうかは分かりません。ただ、汗が乾くときに熱を奪われる感覚としては、とても身近です。この体験を根拠にして、特定の商品が汗で冷えやすいと言うつもりはありません。ヒートテックの各商品が汗をかいたあとにどう変わるかは、私が読んだ資料には載っていませんでした。
imidasは、ハイテクインナーが気化熱で熱が奪われないよう、適度に水分を外へ逃がす性質を備えているとも書いています。素材によっては、吸うだけでなく逃がす工夫も加えられているようです。体の冷えやすさ自体が気になる方は、冷え性が起きる体温調節の仕組みの記事もあわせてどうぞ。
吸湿発熱インナーのデメリットと注意点
汗の量が多い場面は得意ではない
上の論文から読み取れるのは、吸湿発熱が、不感蒸泄のようなゆっくり出る水蒸気を受け止めるときに働く仕組みだということです。汗が大量に出る場面では、飽和と蒸発の吸熱が効いてきます。
発熱の数字は、使い方の条件で変わる
表の最大発熱温度は、20℃・湿度40%から湿度約90%に切り替えた条件で測った値です。冬の屋外や、暖房の効いた室内では、体の周りの湿度も気温も違います。数字は素材どうしを比べるための目安で、「着ると何℃暖かくなる」という意味ではありません。
商品によって素材は違う
吸湿発熱をうたう商品でも、組成は商品ごとに違います。ヒートテックの4種類の繊維は一例にすぎません。購入するときは、商品タグの組成表示を見るのが確実です。
ヒートテックと吸湿発熱をめぐるよくある誤解
誤解1:電気毛布のように、ずっと熱を作り続ける
私もこう思い込んでいました。実際は、吸湿発熱は繊維が水分をいっぱいまで吸うと終わります。吸った水分が蒸発するとその部分はまた水分を吸って発熱しますが、蒸発するときは熱を奪うので温度は下がります。
誤解2:綿は吸湿発熱が弱いから暖かくない
試験では逆でした。綿100%の生地の最大発熱温度は3.3℃で、レーヨンとアクリルを混ぜた生地の2.5℃や2.9℃より高い値でした。ただし着用実験では、綿のインナーの衣服内温度が最も低くなりました。
誤解3:生地が厚いほど、吸湿発熱で暖かくなる
発熱の大きさは水分率で決まり、厚さとは別です。熱を保つ力は空気層の量に左右されると研究では説明されています。厚みのある生地の熱保持指数が高いのはそのためと考えられます。
場面別:吸湿発熱インナーの使い方の判断の目安
| 場面 | 考え方の目安 | 根拠になる資料 |
|---|---|---|
| 通勤や買い物で、あまり汗をかかない | 不感蒸泄を受け止める使い方で、吸湿発熱が働きやすい | 論文の不感蒸泄の説明 |
| 自転車や早足で汗をかく | 止まったときに冷えやすい。着替えを持つか、汗を逃がす素材を選ぶ | 飽和後の蒸発の吸熱 |
| インナー選びで素材を比べたい | 水分率や組成表示を見て、綿100%は発熱が大きくても着用で冷えた例があると知っておく | 論文の着用実験 |
| とにかく薄くしたい | 薄さと熱を保つ空気層はトレードオフになりやすい | 論文の熱保持指数の説明 |
秋も深まり、朝晩の冷え込みを感じる季節です。論文の着用実験は15℃の部屋で行われており、ちょうどこの季節の朝晩を思わせる条件です。あまり汗をかかない日はインナーに任せ、汗をかく日は止まったあとの冷えに備える、という使い分けが、この資料から導ける現実的な判断です。
明日から試せることとしては、汗をかく予定の日にタオルや薄手の着替えを1枚持つ、洗濯後に組成表示のタグを見て素材を把握しておく、の2つがあります。いずれも、論文で示された「飽和と蒸発」の仕組みから導いた、私の考えの範囲です。
まとめ:吸湿発熱の限界を知って、インナーを選ぶ
ヒートテックの暖かさは、水蒸気を吸って熱を出す吸湿発熱と、熱を保つ空気層の2段構えです。吸湿発熱は、繊維が水分で飽和すると終わり、水分が蒸発するときは熱を奪います。電気毛布のように、ずっと熱を作り続ける仕組みではありません。
大妻女子大学などの論文では、綿100%の生地の最大発熱温度が3.3℃と高いのに、着用では衣服内温度が最も低くなりました。発熱の数字だけでなく、空気層の量や、皮膚との接し方、汗の量を合わせて見る必要があります。この論文の生地はヒートテックそのものではなく、3人の被験者による結果であることも、あわせて覚えておいてください。
結局どれを選ぶかは、汗をかくかどうかで決まります。あまり汗をかかない日は吸湿発熱インナー、汗をかく日は止まったあとの冷えへの備え、という整理です。2026年10月時点で私が確認できた資料に基づいており、最新の商品情報は各メーカーの公式ページでご確認ください。
この記事の内容、読む前から知っていましたか?
- 知っていた
- なんとなく知っていた
- 初めて知った
- 誤解していた
参考文献・出典
- ・大妻女子大学ほか「発汗による機能性スポーツ用インナーのパーフォーマンスへの影響」(吸湿発熱繊維4種類の発熱量と着用実験・信州大学サイト公開PDF) https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/textiles/db/seeds/descente_sports45_05.pdf
- ・ユニクロ「UNIQLO LAB HEATTECH」(吸湿発熱と空気層の説明、東レとの共同開発) https://www.uniqlo.com/lab/heattech/jp/
- ・化学工業系メディアChematels「傑作いまも改良を重ねる―東レ・ユニクロ『ヒートテック』」(4種類の繊維、生地の厚み、開発の経緯) https://chematels.com/article/cl7pk3io6f9gq0czukb3njhv8
- ・現代用語の基礎知識imidas「ハイテクインナー」(吸湿発熱素材の仕組みと主流の素材) https://imidas.jp/hotkeyword/detail/L-00-307-10-01-H012.html
- ・BioNumbers「Heat of vaporization of water at 20˚C」(水の蒸発熱2.45kJ/g、Körner 2013) https://bionumbers.hms.harvard.edu/bionumber.aspx?id=113225










































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